基板設計の計算機

WEBブラウザ上で動作するオンライン計算機です。ハード担当・エレキ担当の回路設計/基板設計向けに、特性インピーダンスや伝搬遅延、パターンの抵抗・寄生成分などをまとめています。一部の入力欄ではSI接頭辞(k, M, G, u, n, p)が使えます。

TOOL ブラウザで動く回路シミュレータ — 回路を組んで波形を見る CircuitJS1 と、IBISモデルの波形シミュレータをそのまま使えます。

比誘電率から基板上での伝搬速度

基板における電波の伝搬速度の計算機です。誘電率が高いほど、伝搬速度は低下します。 誘電率が低い基板は高速信号(5Gやミリ波など)の伝搬遅延が少なく、有利です。

比誘電率から基板上での伝搬速度の説明図
εr
伝搬速度
6.977ps/mm
伝搬速度
0.143mm/ps

パターン抵抗・発熱・インダクタンス・寄生容量

パターン抵抗・パターン発熱・パターンインダクタンス・寄生容量の計算機です。 基板の銅箔パターンにも抵抗成分や誘導(インダクタンス)成分が生じます。 大電流のパターンやインダクタンスが気になる高速信号は注意が必要です。 銅箔厚の目安:硬質基板の表層35um、フレキシブル基板の表層12um 寄生容量(パターン容量)は、マイクロストリップ線路(表層パターン)時の値です。

パターン抵抗・発熱・インダクタンス・寄生容量の説明図
mm
mm
mm
A

SI接頭辞可(4k7 / 1M / 10m / 220)。大文字M=メガ、小文字m=ミリ

パターン抵抗
33.142857
パターンインダクタンス10.3745 nH
パターン消費電力33.143 mW
パターン寄生容量0.571 pF
詳細設定 — 誘電体厚み・基板の比誘電率
mm
εr

補足情報

電圧降下量
33.143 mV
電流 × パターン抵抗

ビア・スルーホール関連

ビアインダクタンス・寄生容量・円周長の計算機です。 パターン配線用のスルーホールビアにも誘導成分や容量成分が生じます。 ビアの円周長は、ビアがどれくらいのパターン幅に相当するかの目安にしてください。

ビア・スルーホール関連の説明図
mm
mm
mm
インダクタンス
12.993nH
寄生容量1.064 pF
ビアの円周長0.942 mm
詳細設定 — クリアランスホール直径・基板の誘電率
mm
εr

表皮効果

導体表面に対し、電流が1/e=0.37倍まで減衰する深さの計算機です。 導体を伝搬する信号は、導体の表面ほど流れやすく、内側ほど流れにくい性質があります。 信号の周波数が高いほど、その傾向が強くなります。 インパルスノイズや静電気のノイズは周波数が高く、表皮効果により導体や基板の表面に流れやすいです。

表皮効果の説明図
Hz

SI接頭辞可(4k7 / 1M / 10m / 220)。大文字M=メガ、小文字m=ミリ

電流が1/e倍になる深さ
mm

特性インピーダンス 表層(マイクロストリップ線路)

表層配線の特性インピーダンスの計算機です。 高速信号は実効誘電率が低い(=損失や遅延が少ない)表層配線が推奨されます。 シングル50Ω:DDRのデータバス、DDRのアドレスバス 差動75Ω:アナログビデオ信号 差動85Ω:USB、PCI Express 差動90Ω:DDRのDQS、DDRのクロック 差動100Ω:Ether、MDII、LVDS、MIPI

特性インピーダンス 表層(マイクロストリップ線路)の説明図
mm
mm
mm

SI接頭辞可(4k7 / 1M / 10m / 220)。大文字M=メガ、小文字m=ミリ

シングルエンド
49.13Ω
差動
91.34Ω
詳細設定 — 銅箔厚さ・基板の比誘電率
mm
εr

補足情報

実効誘電率 εeff
2.71
0.475 × εr + 0.67
伝搬遅延
5.49 ps/mm
等長配線の長さ換算に使う
単位長あたり容量
0.112 pF/mm
TD / Z0
単位長あたりインダクタンス
0.27 nH/mm
TD × Z0

1 ns の遅延差は 182 mm の配線長差に相当します(等長配線の目安)。
基板製造の公差±10%を見込むと、シングルエンドは 44.22 〜 54.04 Ω の範囲に入ります。

集中定数 分布定数

集中定数と分布定数の境目の計算機です。 周波数を入力すると、集中定数として扱える限界の配線長を求めます 配線長を入力すると、集中定数として扱える限界の周波数を求めます

集中定数 分布定数の説明図
mm
mm
mm

SI接頭辞可(4k7 / 1M / 10m / 220)。大文字M=メガ、小文字m=ミリ

境目となる配線長
mm
境目となる信号周波数
MHz
詳細設定 — 誘電体厚み・銅箔厚さ・基板の比誘電率
mm
mm
εr

遅延時間を距離に変換

Propagation delay to pattern length conversion Microstrip line (surface) and Stripline (internal layer)

遅延時間を距離に変換の説明図
ps
εr
mm
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内層パターン長
2.89mm
表層パターン長
3.38mm

プリント基板の重さ

プリント基板の重さの計算機です。縦横のサイズから、基板の質量・重量を概算します。 ガラスエポキシの基材と銅箔それぞれの重さが確認できます。

プリント基板の重さの説明図
mm
mm
mm
mm
基板の重さ
43.815g
基材の重さ25.02 g
銅箔の重さ18.795 g
詳細設定 — 銅箔の比重・基材の比重

パターン長を遅延時間に変換

Pattern length to propagation delay conversion Reverse calculation of delay time

パターン長を遅延時間に変換の説明図
mm
εr
mm
mm
内層配線遅延
6.9ps
表層配線遅延
5.9ps

配線容量の計算

Trace capacitance calculation Capacitance component of transmission lines (Stripline)

配線容量の計算の説明図
mm
mm
mm
εr
配線容量(内層)
1.81pF
計算履歴
入力欄で Enter を押すと、その時点の値がここに残ります。